南長野総合球技場及び長野市役所第一庁舎・市芸術館の工事現場見学

10月10日(金)、長野商工会議所の建設工業部会(部会長:新井精一氏)、建設関連部会(部会長:高見澤秀茂氏)の設営で、建設途中の南長野総合球技場及び長野市役所第一庁舎・市芸術館の工事現場を見学してきました。

当日の見学会には、長野商工会議所の北村会頭、岩野、中嶋、曲渕副会頭初めAC長野パルセイロの丹羽社長、工事関係会社の社長、そしてNUPRIからは、同総合競技場建設に尽力された前長野市長の鷲澤相談役など約30名が参加されました。

1.南長野総合球技場工事現場の見学

最初に、長野市の公園緑地課の轟建設担当係長と工事現場責任者の阿部作業所長から競技場の仕様及びコンセプトについて詳細な説明をお聞きしました。

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競技場の仕様等の説明会

その後、阿部作業所長の案内で、建設工事が進んでいる競技場を見学しました。競技場は、想像以上の大きさで、遠くに飯綱山を望み壮観でした。工事は、基礎工事は終え、スタンドもほぼ完成し、屋根地組や設置が急ピッチで進められていました。

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競技場工事現場全景

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現場担当者の熱心な説明

工事現場見学後の意見交換会では、夜間照明(ナイター設備)やトイレの設置状況について質問が出され、市の担当者から、夜間照明は基準以上の明るさを確保しており、トイレについても、男女割合を4:6にして、利用状況に十分配慮した設置になっているとの説明がありました。また、株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブの丹羽社長から、「この様な立派な競技場を建設いただいていることは、選手は元より、クラブ関係者にとって大きな励みになっており、感謝の気持ちで一杯である。あとは、チームが残り6ゲーム全力で戦い、『J2昇格』を何としても果たしたい。」との熱き挨拶がありました。

2.長野市第一庁舎及び市芸術館の工事現場見学

現在、タワークレーンが2基設置され、工事の基幹部分が突貫で進められていることから工事現場に立ち入ることはできませんでしたが、第二庁舎の10階から進捗状況を見学しました。工事は遅れ気味とのことでしたが、現場からは作業員の皆様の「熱意」が、離れた場所からの見学ではありましたが伝わってきました。

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工事現場の全景

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新幹線・在来線を望む建設現場

(担当:NPO法人長野都市経営研究所 事務局 河口)