講師/美濃部直彦さん
AC長野パルセイロ監督
投稿者「viex」のアーカイブ
NUPRI NEWS 2014.01.31 Vol.48
2014年新春鼎談 新しい年を迎えて
~手を携え、知恵を出し合って長野の活性化へ~
地域におけるバイオマス利活用について
講師/天野良彦さん
信州大学工学部物質工学科教授
信州人・プロ野球選手トークショーの開催
昨年12月28日(土) 14時より、毎年恒例となった「信州人・プロ野球選手トークショー」が長野朝日放送様の主催で開催されました。(NUPRI共催)
※本トークショーの内容につきましては、1月12日(日) 午後12時から1時間番組で、長野朝日放送で放映されますので、どうかご覧になって下さい
昨シーズンは、金子千尋投手は15勝を挙げ、奪三振王、聖澤 諒外野手は日本中を感動の渦に巻き込んだ楽天の日本一に大きく貢献され、共に活躍されたこともあり、又、進行役として、お笑いコンビで諏訪市出身のオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが務められたこともあって、会場は例年以上の熱気と活気で大変盛り上がりました。
トークショーの中で、苦手な選手として、金子投手が楽天のジョーンズ選手を、聖澤選手が金子投手と話された時には、会場は笑いで包まれました。



トークショーの中では、昨年11月から12月の間行われた少年野球の金子千尋カップ争奪戦、聖澤 諒カップ争奪戦の表彰式も行われ、少年たちの明るい笑顔が印象的でした。

金子千尋カップ表彰式

聖澤 諒カップ表彰式
最後に、金子千尋投手、聖澤 諒外野手から、地域の少年野球の振興・発展に資するための寄付金の目録がNUPRIの市川理事長に贈呈されました。

両選手からのNUPRI理事長への寄付金目録贈呈
なお、本トークショーの内容につきましては、1月12日(日) 午後12時から1時間番組で、長野朝日放送で放映されますので、どうかご覧になって下さい。
【事務局見聞録】
循環型農業に取り組んでいる高山村の視察報告
3.11東北大震災による福島原発の未曾有の大事故の教訓や地球温暖化防止対策等から、現在、自然に優しい循環型社会の構築が急がれており、太陽エネルギーで動植物が生み出す「再生可能資源=バイオマス」の利活用が重要な課題になっています。
今回、NUPRI事務局では、鷲澤前市長からのご紹介もあり、早くから環境保全型・循環型農業に取り組み、村の活性化に取り組んでいる高山村を視察し、特に「ソルガム」の栽培について、高山村の産業振興課・課長補佐兼農政係長の小渕義彦氏から、栽培に取り組まれた目的や活用策についてお話しをお聞きしてきました。(同行者:轟 光昌長野市監査委員、越 幸雄社団法人長野県環境保全協会企画部長兼エコスペース館長)
![]() ソルガムの子実と茎葉 |
![]() ソルガム栽培畑 |
ソルガムは、子実と茎葉の全てが活用でき、子実は、味噌・醤油・酢・酒・麺類・菓子・おやき等に加工して、高山村の特産品として一部試行製造しているとのことで、その栄養素は、白米に比べビタミンE28倍、食物繊維20倍、鉄11倍、マグネシューム7倍となっており、ポリフェノールはタンニン系カテキンと同様で、赤ワイン・お茶・柿等に含まれる成分と同じで白米の6倍含まれているとのこと。加えて、食物アレルギーは陰性で、アレルギー体質の人に優しい食品とのことです。
茎葉は、きのこ培地や家畜飼料に活用され、更に牛糞の堆肥はソルガムの栽培肥料として活用されるという正に「循環型農業」を形作っています。
![]() ソルガムの胡麻菓子 |
また、ソルガムの絞りかす(ソルガムバカス)は発電効率が高く、燃焼ガス発電プラントによる電力供給も今後の大きな魅力ですが、設備建設費用等クリアすべき課題が多く、当面高山村では発電は視野に入っていないとのことでしたが、将来的には「再生可能エネルギー」としての利活用にまで敷衍すれば、農村に新産業が生まれ、中山間地の活性化に繋がるのではないかと感じました。
*長野市ホームページ・サイトマップの「長野市メールマガジン599号」もご参照下さい。
![]() ソルガム栽培畑を背景に |
| (中央)小渕高山村産業振興課課長補佐兼農政係長 (左)轟長野市監査委員 (右)越長野県環境保全協会企画部長 |
<本件照会先>
NPO法人 長野都市経営研究所 事務局・専務理事 河口 明弘
380-0834 長野市大字鶴賀問御所町1289-1
電話:026-235-7911 FAX:026-235-6166
E-mail:nupri@nupri.or.jp
第14回りんごの木オーナー 収穫祭
今年は11月23日(土)勤労感謝の日に第14回となる、りんごの木オーナー収穫祭が暖かな晴天の下、盛大に行われました。
100名を超える参加者の皆さまは、11時より、各々オーナーの木から、密が入って真っ赤なりんごを、ご家族で力を合わせ楽しそうに収穫していました。


その後、芋川防災センターで、おにぎりと豚汁でささやかなランチタイム
宮本さんから、今年のりんごジュースを頂き、竹内部会長から今採りたてのみずみずしいりんごをむいて頂きました。

(左)竹内部会長 (右)掛谷副部会長
一年ぶりの再会に、“久しぶりだね、元気だったかい!”
“お孫さん大きくなったね! 孫は何人になったね、3人目ができたかね?”
“オーナーのプレートに「アントニオ猪木」とあるけれど、あれは本物の猪木さんの木ですか?芸能人だから皆さんとは時間をずらして収穫するんですか?”
などあちこちで、会話がはずんでいました。
竹内部会長から、生産者の宮本さんに、日頃のご苦労に感謝して、いつもの“おいしいお薬”(焼酎)をお礼の品として贈呈しました。また来年もますますお元気で、“おいしいりんご”に会えるのを、楽しみにしています。
【事務局見聞録】
桶川市ソーラーオンザウォーターの視察について
現在、福島原発事故の教訓から、脱原発論議が活発に行われている中、各行政や各企業、また個人の皆様までも、人や環境に優しい「自然再生可能エネルギー」(太陽光・風・バイオ等)で発電した電力の開発に具体的に取り組んでいます。
埼玉県桶川市でも、今年7月に、工業団地の調整池を有効に活用した日本初の水上式メガソーラー発電施設「ソーラーオンザウォーター桶川」をスタートさせたことから、この15日(金)に長野市監査委員の轟光昌氏と一般社団法人長野県環境保全協会専務理事の宮島和雄氏と同所を視察に行ってきました。
桶川市のこの後谷調整池は、東部工業団地の造成に合わせ平成2年に作られたものですが、広さは約3万㎡(9千坪)あり、昨年7月の経済産業省の再生可能エネルギーによる発電の「固定価格買取制度」(1kw当42円、20年間)の決定を受けて、水上式メガソーラー発電施設の設置を決断したものです。

水上式メガソーラー発電施設全景
事業概要については、次のとおりです。
- 仕様:水上浮体装置(筏)の上に太陽光パネル4,536枚(1枚当出力260W)を設置
- 装置は風速40m、水位変動40m、流速0.5m/S,強波浪でも安定稼働

(左)使用太陽光パネル (右)水上浮体装置(筏) - 発電容量:1,180kw(260w×4,536枚/約400世帯分に電力供給可能)
- 総投資額:318,400千円
- メンテナンス費用:年平均2,500千円
- 年間平均売電収入:47百万円(年毎に0.1%減収)
- 初期投資額回収期間:7年
桶川市では、調整池の有効活用を図り、自然再生エネルギーによる売電収入を得ることも本投資の目的の一つではありますが、最大の目的は、災害時における「非常用発電基地」の設置であり、非常時には、「本ソーラーオンザウォーター桶川」の発電装置(非常時の発電容量100kw)を自立運転システムに切り替え、照明やEV、携帯、蓄電池などを充電し、市民生活を守ることを企図した「危機管理体制強化」にあるとのことです。そのために、その発電システムをいつでも市民の皆様に知ってもらうべく、同装置わきに、「環境教室おけがわ」を作り、市民に開放し、市の職員が説明にあたっています。

環境教室おけがわ
長野市にも、多くの調整池や休耕地、そして農地があります。そのスペースを有効に活用し、行政や民間企業が自然再生エネルギーによる発電に少しでも取り組むことによって、原発事故や地球温暖化防止、更には災害時の危機管理体制の強化に資することができるのではないかと感じています。

(左)轟 長野市監査委員 (右)宮島長野県環境保全協会専務理事
<本件照会先>
NPO法人 長野都市経営研究所 事務局・専務理事 河口 明弘
380-0834 長野市大字鶴賀問御所町1289-1
電話:026-235-7911 FAX:026-235-6166 E-mail:nupri@nupri.or.jp
長野市の魅力と不動産取引の発展性
講師/鴨志田 明弘さん
野村不動産アーバンネット株式会社 企業不動産部専任部長
【事務局見聞録】
営農型発電設備の見学について
今年3月31日付の農林水産省の「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取り扱いについて」の通達を受けて、農業を続けながら売電する「ソーラーシェアリング」が具体的に動き始めています。
国内では福島原発事故の教訓から、人や環境に優しい「自然再生可能エネルギー」で発電した電力の「固定価格買取制度」が一昨年からスタートしましたが、農地に支柱を立てて太陽光パネルをすのこ状に設置して、農業を続けながら太陽光で発電した電力を電力会社に売電するシステムが「営農型発電=ソーラーシェアリング」です。

伊藤さんのソーラーパネル
農作物の生育には遮光率35%~40%が適しているとのことで、県内でも上田市の伊藤幸弘さんが自宅の農地を使い、実際に取り組んでいることから、このたび、長野市監査委員の轟光昌氏に同行して現地を視察してきました。
伊藤さんは、かぼちゃ栽培の畑・約100坪に太陽光パネル72枚を設置して、農業収入と売電収入を得るという試みをこの4月からスタートしました。

伊藤さんのかぼちゃ畑
伊藤さんは元建設会社にお勤めで、施設は自主施工されたこともあり、初期投資額は420万円、太陽光発電出力能力は、17.28kw(1太陽光パネル240w×72枚)とのことで、年間売電収入は、
1240kw(設備能力1kw当上田地区年間発電見込量)× 17.28kw × 42円
= 90万円
従って初期投資額は5年で回収できるとのこと。加えて、農産物収入も安定して確保できること、また、原子力や原油等化石燃料に頼らない「自然と人との共生」という社会貢献への思いが、太陽光発電に取り組んでいる無形の効果でもあるとのお話しがありました。
日本には休耕田も含め広大な農地があります。この農地を活用して、従来の農産物収入の8割が収穫できれば(3/31農水省通達基準)、太陽光パネルによる自然再生エネルギーが確保でき、人や環境に優しい電力によって個人生活や企業活動が営まれることになります。
ただ今後、「ソーラーシェアリング」が農業従事者に広く普及していくためには、農家の皆さま一人ひとりの意識改革とともに、資金援助や融資優遇制度等で行政や金融機関、各種団体が協力姿勢を具体的に示していくことが何よりも重要ではないかと感じました。

伊藤さん(右)と轟長野市監査委員(左)
*電力買取固定価格制度とは、再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買取る制度。規模が10kw以上の太陽光発電の買取期間は20年。買取価格は、2013年度1kw当37.8円。2012年度は42円。(伊藤さんは申請時期が昨年で42円が適用。)
<本件照会先>
施工者:伊藤 幸弘氏 上田市富士山 電話 0268-38-0423
取材者:NPO法人長野都市経営研究所 事務局 河口
電話 026-235-7911 FAX 026-235-6166
E-mail nupri@nupri.or.jp















